踊る大捜査線

在宅支援をしているなかで、しばしば利用者さんから思いも寄らない出来事が起こったとの報告を聞くことがあります。

ある利用者さんからは、「薬が盗まれた。近所の奴が持って行ったんだ。」との真剣な表情で訴えます。1週間分の薬をセットするのですが、いつも「足りなくなったから持って来て欲しい。」と母親(認知症)からの電話がかかってきます。私たちは過剰服薬を疑いますが、本人も母親も過剰服薬については否定されます。

また、ある利用者は、「薬と現金を入れていた鍵付きポーチ(週末の管理用)を空き巣に入られ切り刻まれました。」との訴え。私たちは予定日を待てず薬と現金欲しさから本人が切り刻んだと疑いますが、犯人の目的と犯行後の行動を一生懸命に訪問者に語ります。

またまた、ある利用者は、「私のワンピースを盗まれたんです。警察官が来てくれて取り返してもらえました。」と、早朝に妄想から大声を出していたために、近所から通報され警察官が来た出来事を、現実に取り返してもらえたように話してくれます。

私たちは、そうした利用者の訴え(妄想や作話)に対してただ否定するだけではなく、そのような事態が起こっている要因はどこにあるのかを日々捜索しながら事件解決のための支援を考えています。

まさに『事件は現場(在宅)で起こっている』とばかりに、事件解決のための事情徴収に今日も訪問に向かうのです。

By kyuu

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