精神保健医療福祉の動向

先日、厚生労働省主催の「精神障害者アウトリーチ推進事業情報交換会」に出席しました。その中で、精神保健医療福祉の充実に関する現在の検討状況についての報告がありました。

その大きな柱として、①退院支援・地域生活支援 ②強制入院・保護者制度 ③人員体制の充実 があげられています。

①に関しては以前から長期社会的入院者の解消が叫ばれていましたが、その中でも特に65歳以上の高齢入院患者(統合失調症)に対する退院支援の重要性が強調されていました。また、アウトリーチ(訪問支援)の充実も強調され、一般制度化(診療報酬化)も目指しているとのことでした。

②に関しては、医療保護入院についての課題(権利擁護・入院の長期化・家族間のあつれきなど)から、保護者の同意を要件としない入院制度の検討がなされています。特に本人の代弁者(アドボケーター)を選ぶことができる仕組みを導入するなどの案がでています。

いずれも入院の長期化を予防することが一番の目的とされ、検討がなされている状況です。今回、こうした最新の検討課題を確認することができたことはとても参考となりました。精神保健医療福祉を取り巻く環境はめまぐるしく変化しており、清和会全体としても日々情報収集を行い今後の対策を考えていかなければならないと感じました。

By kyuu

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