Monthly Archives: 2月 2018

新たなチャレンジ

無為、自閉的な症状があり約25年間自宅に引きこもり、発語や笑顔が少なかったTさん。NACTスタッフが外出支援を続け、1人で近くのスーパーに買物に行けるようになっていました。

この度、自宅から離れた所にある本人のお気に入りの書店に、一人で路線バスに乗って行くことを目標に一緒に計画を立てました。

まず、一緒にバスの営業所に行き、社員さんに実物のバスの中を案内してもらい、降車ボタンの押し方や両替機の使い方などを教えていただきました。実物のバスの構造を知り、乗り降りの仕方を体験できました。

次はスタッフと一緒に路線バスに乗ることにチャレンジです。バス停で雪と風の寒さの中凍えながらバスを待ち、やってくるバスに初めて乗車しました。少し緊張しながらも、アナウンスの後タイミングよく降車ボタンを押す事が出来ました。

バスを降りる際に運転手さんに整理券と運賃を入れる場所を質問されたり、書店で好きな漫画本を5冊購入されるなど、とても満足そうなTさんを見て私も幸せな気持ちになりました。

この次は一人でバスに乗れるようになり行動範囲が広がれば、もっとTさんの笑顔が増えるのではないかと思います。        byBoA37

 

 

ゆうゆうだより 2月号

新年を迎えたかと思ったら、もう2月。早いものですね。
今月の壁画や飾りは、折り紙で海苔や中身の具を作り、ナイロン綿が寿司飯。皆さん、本当のお寿司を巻く要領で器用に巻いてくださり、出来上がりも本物そっくり!
また、手芸チームでは、縫い物が得意な方にお願いして、クッションカバーやミニ布団カバーを作成中です。クッションは出来上がった物から、早速みなさんに背当てや枕などとして自由に使って頂いています。
「最近は、針を持つことなんてないからね~」と言いながらも、そこはベテラン主婦!器用に丁寧に縫ってくださり、本当に有難いことです。

 

 
 

これからも利用者の方々の力をお借りしながら、いろいろな物を作っていけたらいいな、と思います。by:ベルママ

 

〝 力 〟

昨年末、利用者Aさんの強い要望で女子会としてクリスマス会をカラオケ店で実施しました。Aさんがクリスマス会の企画者となりスタッフと一緒に開催しました。

集まったメンバーは5名で、初めて会話をする人も久しぶりに会う人も、カラオケをしながら楽しいひと時を過ごすことが出来ました。

参加を躊躇していた初参加のBさんから「友達ができて嬉しかった」「凄く良かった」など嬉しい言葉が聞けたり、私たちが普段の関わりの中で見ることの出来ない、メンバーの新たな姿をしっかり見させて頂きました。

今回の女子会で強く感じたことは、〝メンバーそれぞれの力〟です。その力とは‥①会を企画する力②友達を作る力③話す力④会を盛り上げられる力で、私たちが想像していた以上の力でした。

メンバーたちは、私たちが知らない沢山の〝出来る力〟を秘めておられます。クリスマス会という場が、それぞれの力を引き出すことが出来るきっかけになり、その場にいた私たちスタッフもとても良い体験がとなりました。

強く女子会を提案し、企画者としてしっかり最後まで会を盛り上げて下さったAさんに感謝したいと思います。

BY  R