9月19日(土)に松江イングリッシュガーデンにおいて作業療法普及啓発事業が行われ、オープニングイベントとして、NPOちゃんくす代表作業療法士 西上忠臣氏の『地域を活かす作業療法』という講座に参加してきました。広島の三原市で作業療法士として市の職員と地域の皆さんとで作業を媒介とした町おこしをしておられ、また大学にも属しながら活躍しておられるスーパー作業療法士でした。現在は、ちゃんくすを開業し、発達しょうがいの方に自分に合った作業(仕事)を探し出すお手伝いをされています。テレビにも出られてすばらしい活躍をしていらっしゃいました。お話も作業療法を地域と人を結びつけるために何をしなければいけないのか、何をしたら発達しょうがいの方が輝いて生きていけるのか沢山のお話をされました。私自身も作業療法についての考え方、見方が変わりました。医療現場において活かせるところはしっかり活かしていきたいです。
作業体験ではパステルアートを模擬体験でき、子供から大人まで楽しんでいました。作品展示では西川病院からも陶芸作品や絵画など展示させていただきました。一般の方たちも参加され、作品を見て感動していました。しょうがいを持っても楽しいことも悲しいことも思うことは何一つ皆さんと変わらないよ、同じなんだよ、という気持ちが作品から伝わったようで、夫婦の方や子供さんをつれたお母さん方の心に響いたようです。少しでも多くの皆様に作業療法士とは何をする人なのか、分かっていただければ嬉しく思います。
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