日本海の日没に酔いしれました。海面の光の帯が何かを導いているように映っていて、やがて日が暮れると沖合に漁り火が灯しだしました。
訪問移動中や利用者さんと見る、昼のさわやかな日本海もいいですが、夕方から見せる違う顔はもっと素敵でした。 70
先日、10代で初回入院をして、その後、長期入院を体験した利用者のKさん(現在40代)に好きな女性タレントを聞いてみたところ『草刈民代』『手塚里美』との回答がありました。二人の名前を聞いて私は正直「誰?」と思いながらネットで検索して、なんとなく見たことあるなぁ~というイメージでしかありませんでした。Kさんに理由を聞いてみたところ「週刊誌(グラビア写真)によくでてたんです」と嬉しそうに語ってくれました。TVが苦手なKさんにとって、病院の売店に置いてある週刊誌が唯一の情報源(楽しみ)だったことがわかりました。二人の女優は確かに素敵な50代の女性ですが、Kさんの同世代や若い世代にもたくさんの新しい女優がいることを知っているでしょうか?地域で生活する期間が増えたKさんが、次回今をときめく女優の名前をあげてくれることを期待しています。
By kyuu
長期引きこもりの男性利用者さんに、関わり始めて約1年が経ちました。
この1年の間で、母親が亡くなり独居生活が始まり、買い物支援してくれていた叔母さんの役割を私たちが引き継ぎ、便などで汚れた部屋をスタッフ総出で大掃除・リフォームし、壊れていたお風呂も改修する算段をとり、生活支援しながら本人との関係性をしっかりと築き上げてきました。
その甲斐あって、先日ようやく一緒に外出することが出来ました。長期引きこもりで、まさに仙人のように伸び切った頭髪と髭。散髪に行こうと促すと、今まで引きこもっていたのが嘘のように、あまりにもすんなりと外出ができたので、その反応に驚きました。
十数年ぶりに外出して、今までと変わった街並みに感激しながら、初めてのお店にも抵抗なく入店。しかめっ面で髪をカットされているのが印象的でしたが、笑顔を促すとニッコリと笑って応じてくれ、何事もなく散髪デビューを果たしました。今では、大型スーパーにも一緒に買い物に出かけることができるようになりましたよ。
本人がいかに心を開いてくれる支援をしていくか、その重要性を実感しました。それには長い月日が必要ですが、その瞬間に立ち会うことができる喜びを知ると、私たちも力が湧いてきています。 by kino
今年もこころの日音楽会を開催しました。
西川先生と美女による演奏と合唱から始まり、多くの方の出演がありました。
昨年の音楽会の後、「来年は出るぞ!」と言っていた総務課も有言実行。
「なりきり音楽隊」としてピアニカの演奏をしてくれました。
精神保健福祉士によるクラリネットと臨床心理士によるピアノ演奏。
息もぴったりでした。
看護部の担当は、係長会です。3年越しの練習の成果を発揮しての三線演奏。
衣装もそろえて雰囲気は沖縄そのもの。チーム名は「なんくるないさ」
患者さんからも「チームワークバッチリで素敵な演奏でした」と声をかけてもらいました。
「緊張もするけど、達成感もいっぱい!」と出演者も充実した時間を過ごしました。
来年も楽しみです。 看:K子
今年も、地域活動支援センター「オアシス」敷地内の池に睡蓮の花が咲きました。
白くて可憐な花がたくさん咲いています。今年は例年以上にたくさん咲いて皆さんの目の楽しませています。
ぜひ皆さんも地域活動支援センター「オアシス」まで『睡蓮』の花を見にお越しください。