全豪オープンでベスト8に終わった錦織選手。
訪問した利用者さん2人とその話題で盛り上がりました。「最後のセットとってたら勝てとったかもしれんな〜」「あの試合観てからなんだか調子が良くなったよ!」と一生懸命に錦織選手を応援していた様子がみてとれました。
自閉的で刺激を好まないようにみえる利用者さんたちですが、錦織選手の活躍はスポーツを通じて確実に力を与えていました。体だけでなく、こころも元気にしてくれるスポーツって素晴らしいなと思いました。 70
去る1月16日、京都大学教授の山根寛先生に当院にお越しいただき、『精神科リハビリテーションの明日~転換期の中で~』というテーマでご講演いただきました。
山根先生は日本作業療法士協会副会長で、日本の精神科作業療法を代表する先生です。
作業療法学会では山根先生のご発表のセッションでは立ち見が出るのは当たり前で、学会に行くといつもの光景です。そのように大変ご著名な先生に当院にてご講演いただくことができ、当日は院内外から100名近い方にご参加いただきました。
ご講演では、もっと生活に密着した作業療法をしなければ!もっと頑張れ!!と厳しくもあり、同時に大変愛情のこもった叱咤激励をしていただきました。先生のお言葉一つ一つを、私達作業療法士一人ひとりが心と頭にしっかりと焼き付け、今まさに転換期に立っている自分達がこれからの作業療法をどう変えていくのかを深く考えさせられた1日となりました。
ちなみに、ご講演前には、体育館にて実際に体を使った介入方法の指導も大変丁寧にして下さいました。(まさに先生のご著書『作業療法覚書』の実践版です!貴重!!)
今回このような機会をいただいことに心から感謝し、作業療法の面白さ、可能性を更に探求していきたいと思いました。
OTR.S
Iさんの訪問では台所で親子一緒に最近の様子を教えてもらいながら話しをする訪問が続いています。この日は「今日は掃除しようか?」と珍しく言い、部屋に人が入ることを嫌がるのに、拒否なく入れてもらい作業を始めることに。本人は現場監督のように指示を出し、それを受けて訪問者は動きました。箪笥の上に写真の被り物が置いてあり、聞くと「お父さんが好きだったような、今頃はないよね~時代劇に出てきそうだね」と場が和みました。
掃除を終えると「たまには良いね。すっきりするし、空気もきれいになるしね。少しは気持ちも楽になるかな?これからは定期的にしようか?」と言われていました。新しい訪問の流れになればな~と思った時間でした。by:ベリー
妹は、年末から安くなるチューリップの球根、半額の半額、1個10円程度となった球根をジュンテンドーやナフコ等のホームセンターめぐりをしながら買っては、幸せそうにプランターや畑に植えています。
先日も電話で、1個10円になったチューリップの球根を380個買ったと嬉しそうに話していました。昨年末から植えたチューリップの球根もかなりの数です。今年は、昨年に増し凄い数の球根を植えたようでした。
毎年、4月になると家の畑は、たくさんのチューリップで覆われ、それは賑やかです。
妹は、雪が降ってもまた雨風の中でも、春に咲くチューリップ畑を夢見て、せっせと楽しみながら球根を植えています。
今週も買った380個の球根を植える事を楽しみに、松江からわざわざ帰って来る予定です。
by ミル
今日は今年になって最初の女子会を開催しました。
Mさんの希望で温泉の予定でしたが、ランチでおしゃべりの方がいいとのことで、予定を変更しました。
今日は江津駅の近くの「あけぼの食堂」に行きました。
食堂というイメージとは違い、おしゃれな雑貨屋さんのような可愛らしいお店でした。
週替わり定食を注文すると、丼、味噌汁、カレーコロッケ、サラダ、ほうれん草のピーナッツ和え、漬物で、しっかり食べるMさんも満足したと話しておられました。
年明けからの作業所での仕事で、今までのペースに戻すのが大変だったこと、周りの人と自分を比べて自分が駄目だと思って落ち込み、しんどかったという話をされました。しかし、まあいいやと思ったり、人は人、自分は自分のペースでやればいいと思ったら、楽になったと言われ、気持ちの転換をすることが出来るMさんはすごいと感心しました。
Mさんと話をすることで訪問者は沢山学ばせてもらっていることを伝え、今日の女子会も実りのある会になりました。 by N