先日、母と叔母3人と一緒に松江まで氷川きよしのコンサートへ行って来ました。
叔母といっても母の姉妹で年齢は70代後半から80代半ばの高齢者ですが、皆きよしの大ファンで毎年恒例の行事としてコンサートへ行っています。チケットの手配は、私達子どもの役割で妹と一緒に、チケット発売日にローソンへ並び、時間になり次第エントリーしました。席は残念な事に2階席の最後列でした。それでも母や叔母は、「きよしに会えればそれで良い」と言い満足をしていました。80歳半ばの叔母は、身体的な理由から「きよしに会えるのも今年が最後になるかも…」と少し淋しそうに話していました。
コンサート会場へ行くと、若い女性はもちろんですが、高齢者の女性の多いことに驚きました。さすが“氷川きよし”と思いました。私は、母と叔母へきよしの“特大うちわ”をプレゼントしました。もうそれだけでも大はしゃぎで嬉しそうに眺めていました。コンサートが始まると皆、“きよしの特大うちわ”を持って手を叩き、「きよし!」と大声で叫ぶなど大興奮でした。私たち家族を含め周囲の高齢者もきよしを見る目は乙女の目となり爛々と輝いていました。
「きよしに会えるのも今年が最後になるかも…」と言っていた80代半ばの叔母は、きよしのズンドコ節が流れる中、私が「来年もきよしに会うよ」と声をかけると「行くよ!」と嬉しそうに答え元気にコンサート会場を後にしました。
氷川きよしの高齢者への影響はただならぬものがあることを痛感しました。
何時までも母と叔母達が元気でいることが出来るためなら、私も氷川きよしのコンサートチケットを恒例行事としてエントリーして行こうと思いました。
by ミル