私は病棟から外来に異動して1年になります。
この春から外来看護師もグループホームに訪問を始めました。
長期入院から退院されたAさんは、ダイエットのためにお粥を作って食べていると
電気調理器を上手に使いながら話してくれました。(ちなみに我が家はまだガスコンロですが・・・)
自分の健康管理や生活技能の向上にびっくり。そしてなによりもAさんの楽しそうな笑顔が素敵でした。
外来看護師も地域で頑張る方々の応援をしていきますのでよろしくお願いします。
外来課長 C.たけもと
明日から待ちに待った、大型連休の始まりですね。皆さんはこの連休、どのような計画を立てられているでしょうか?どこか旅行に出かける人、ショッピングに出かける人、スポーツをする人など、色々なプランをお考えだと思います。ある利用者さんに、連休はどうするか聞いてみたとこ・・「何も考えていなかった。だけど連休なんだけえ、家ばっかり居ないで、つつじを見に行くのもいいな~」と話されました。つつじを見に、どのようにして行くのか聞くと、歩いて散歩がてらに見に行くということ。そのほうが、色々な花にめぐり合えるからだそうです。とってもロマンチックですね。私は連休中、何もせず、ぼーとしていようと思いましたが・・花を見に歩いてみるのも良いかな?!と思い始めました。沢山の写真を撮ってみたいと思います。明日から良い天気でありますように。そして皆さんが素晴らしい連休が過ごせますように!! byタケチヨ
先日、訪問先の自宅の台所で会話をしていた時に、何気なく目をやると台所を便利に使うために手作り感あるものを発見しました。思わず利用者さんにこれは誰が考えて作ったの?と問うと「大工さん」との返答。もうひとつ気になるものがあったので同じように質問してみたところ「○○さん(訪問作業療法士)」と。思わず『えぇ~!!』とビックリさせられました。私は、この利用者さん宅には数年訪問をしてきましたが、台所の使い方に着目することはありませんでした。○○さんは、訪問した際に台所を機能的に使えるよう支援を提供したことがわかり、その着眼点に尊敬と感心を抱きました。たしかにこの利用者さんは、料理やお菓子作りが好きで日常生活に台所は重要な場所となっています。
また、訪問看護師のNさんは利用者さんの身体状況(観察)から、明日の入浴介護を中止するようヘルパー事業所へ連絡をしていました。
多職種チームの中では、自分とは違う他職種の視点や支援技術を学ぶ機会となり、自分の職種+他職種技術を得て『超職種』となっていきます。今年の個人目標に訪問看護師が『地域にある施設についてもっと詳しく知りたい』『地域の関係機関との連携を強化したい』と述べました。
チームの中で、お互いに刺激を受けながら、お互いの支援技術を盗み(獲得し)合い、『超職種』へとなっていこうではありませんか!!
By kyuu
今日は昨年の7/20に訪問して以来久しぶりの訪問となる利用者さんのお宅に行きました。初回は訪問販売と勘違いされて、家に入れてもらえず、2回目は、女性とは話しが出来ないからと利用者さんのお母さんに隣の部屋に通され、全く話しが出来ず。そして今日が3回目の訪問でした。
少しドキドキしながら、訪問すると、利用者さんがとびっきりの笑顔で迎えてくださいました。その笑顔がとても素敵で、とても癒されました。女性と話しをすることへの抵抗も全くなくなり、色々な話しをしてもらいました。笑顔が大切であること、50歳までにやりたいことを色々とした方がいいということ、外国に一回は行って見た方がいいことなどを教わりました。
私が訪問しなかった間にこんなにも人は変わるのだと思い、訪問は面白いとあらためて感じさせられました。 by N
今年は4月を待たず、桜が満開を迎えました。
が、
街のあちらこちらで見かける桜も少し花が少ないように感じましたが、病院敷地内の桜も少し少ないように感じました。
今年はあいにく、雨の桜を見ることが多かったのですが。
昨年春の桜と比べてみると・・・
お天気の違いはあれど、花のボリュームがやっぱり足りない感じがします。
それでも、患者さんや職員の目を楽しませてくれる桜です。
春といえば、どこの職場も新人を迎えたことと思います。
当院も新しいメンバーを迎えることとなりました。
4/1から新人研修が行われました。
病院の研修と看護部の研修、計4日間の講義を終えて
今は各自配属された病棟で奮闘中です。
研修では、精神科に関する基本的なことはもちろん、
社会人としての心構えなどを研修では伝えています。
その研修を終えた1人が、
「西川病院に就職してよかった。」と言ってくれたと聞き、
とても嬉しく思っています。
彼らが西川病院の『人財』として育ってくれることを期待しています。
先日紹介のあった「バリア有リー」の夢のみずうみ村、ネットでみてみました。
村の方針は「一日の過ごし方を、それぞれご自分で決めます(自己選択・自己決定)」「多種多様で豊富なプログラムメニューをご用意しています」「過度の介護による状態の悪化を防ぎます」「訓練としてのリハビリにとどまらず、生活を楽しむためのリハビリを実践します」とのこと。
目指すところとが我々と一緒…というか、これ、「そのひとらしく生きていくための支援」のとても大切な根っこの部分ですよね。
毎日頑張って支援していても、利用者の自己決定や社会的自立を常に考えて行動してないと、いつのまにか支援者の自己満足に終わっていることがあるから注意が必要です。
この施設、自分で今日のメニューを決めたり、独自の通貨を導入したり、バリアを作ったり、取り組みがとってもユニーク!すごい! by 70
先日、TVを観ていたら『バリアアリー』という支援方法を実践している施設を特集しておられました。最初は意味がよくわからなかったのですが、高齢者や障がい者に対して、段差、坂、階段等日常で遭遇する可能性のあるバリアを意図的に配置してリハビリテーションを行うことで、「バリアフリー」という言葉をもじってネーミングされたようです。どこにも手すりがあって、段差がない施設は、高齢者や障がい者が自らがんばって、身体を回復させようとする意欲を奪ってしまうという考え方によるものです。
この施設では、施設内通貨『YUME(ユーメ)』というものもあり、様々なプログラムに参加するためにはこの通貨を払わなくてはいけないシステムで、通貨はリハビリ運動を行うことでもらえるのです。施設内通貨を利用しての賭け事等も行い、利用者の闘争本能を引き出すことを目的にするなど、とても斬新でありながらもリハビリ効果を引き出しているものでした。
固定概念にとらわれず、様々な発想(妄想)を抱くことが、新しい支援を生み出すことの大切さを感じさせられました。NACTでも『バリアアリー』をやってみようかな・・・。
By kyuu