今までのブログを通して、訪問を受け入れてもらうこと、信頼関係を築くことの難しさが伝わっているのではないかと思います。
私はまだ訪問スタッフになって2年目のため、今訪問に伺っている利用者さんは、現在のスタッフそして、歴代のスタッフの努力によって訪問の受け入れ・信頼関係が築かれています。しかし、新規で訪問を開始すると、その難しさに悩むことがあります。
先日、初めて訪問に伺った時、玄関のドアを開けてもらえませんでした。「訪問の〇〇です。開けてもらえますか?」と何度も声をかけたり、時間を空けて再度訪問してもドアが開くことはありませんでした。その利用者さんは女性が苦手であるためなのか、同居している母親が不在のためなのかと色々と考え、落ち込んで帰りました。ところが後日訪問すると、母は在宅であったが、訪問販売の人だと思い、居留守を使ったということが分かりました。「訪問看護の」と言わないと伝わらないことも分かり、いい勉強になりました。
まずは訪問を受け入れてもらうこと、そのためには困った時に頼りになる存在になること、そしてそこから信頼関係が生まれること、また継続することの必要性を日々の訪問で感じています。 by N