Category Archives: チーム医療

第20回院内感染対策研修会

今年も先月、感染流行時期に備えて院内感染研修会が開催され、5回の予備研修会も先日終了しました。今回の研修会のポイントは【実践を想定して】。
%e6%84%9f%e6%9f%93「流行する前にやっておくことは?」
「嘔吐物処理について練習しているけど、本当はどこまでできているの?」など
ICT委員会でいつも話題になっていることを研修会で取り上げてみました。
%e6%84%9f%e6%9f%93%e7%a0%94%e4%bf%ae%e4%bc%9a2「感染関係のツール」の確認や嘔吐物処理について、リンクナースによるデモンストレーション後、小グループに分かれて、嘔吐物処理について実際に体験してもらいました。
予備研修に参加した人には、嘔吐物処理の流れ(個人防護具の着脱や嘔吐物処理の仕方)について、カードを用いて正しい順番に並べ替えをしてもらいました。%e6%84%9f%e6%9f%93%e4%ba%88%e5%82%99%e7%a0%94%e4%bf%ae
この実践訓練が、実際の時にうまくできるかどうかが感染を食い止める一歩です。この機会に自分たちの部署の場合について再確認してみましょう。     院内感染対策委員会

清和会合同カンファレンスのご紹介

精神科チーム医療推進委員会では、2014年1月から清和会全職員が参加出来る事例検討を中心とした合同カンファレンスを月二回のペースで実践しています。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

時には清和会以外の関係機関の方も参加していただいています。これまで提供された事例を通して、新規入院患者さんの退院に向けた治療や対応の改善、長期入院患者さんの希望に応え処遇改善を図る方法、外来患者さんの在宅生活での問題解決方法など、多岐にわたったテーマが検討されました。

カンファレンスでは対象者の方が希望される生活や人生がどのようなものなのか・・・多職種で情報を出し合い経験知を共有し、そのためにはどのような治療やかかわりが必要なのか・・皆さんの意見でホワイトボードを埋め尽くしながら、活発な議論が重ねられていきます。(ブログ上のホワイトボード写真はフィクションです)ホワイトボード

昨年12月に事例提唱者へ合同カンファレンスに参加してどのような変化を感じたかアンケートをさせていただきました。その結果、「自分自身の考え方や捉え方が変わった」「視点や解釈が広がった」「対象者の方への理解が深まった」「サポート体制が整えられた」「知らないケースだと逆に新しい発想が生まれると思った」「自分にはない意見が聞けて良かった」などのプラスの意見を多く寄せて頂き、改めて実践を重ねていく事の必要性を強く感じました。

合同カンファレンスを行う上で具体的な方法を抽出できたり、抽出に至らない場合でもこれまでのかかわりとは違った視点がとり入れられることで対象者の方の生活が少しでも良い方向に向かうように・・・いつも心がけています。

一回一ケースのペースで皆さんとこつこつ合同カンファレンスを継続し、これまで約50ケースの検討を行うことが出来ました。これからも地道に継続していきたいと思っています。

精神科チーム医療推進委員  K.U.

 

「日本環境感染学会in 京都」

学会 DSC05200 先週金曜、土曜、学会参加で、感染症に関わる色んな教育講演やシジポウムを聞いた。

定番はインフルエンザとノロと結核。アウトブレイク防止対策は最大の

課題。結核の院内感染対策も、稀ではあるけど重要課題。

高齢者の呼吸器疾患での診断の注意点、職員検診での再検査実施の

徹底など、日頃の診療を振り返りながら聞いた。

学会では、実際のアウトブレイクや院内感染の事例が聞けて大変興味深かった。「他山の石」とせず我々も準備怠りなく~~

ICT活動の重要性を再確認した。

一人の出張だったので「京都の夜」はなし!デパ地下のお惣菜ですませた地味な出張でした。

 

ICT  N.M.

カンファレンス主導型個別パスの運用はじまる!

 一昨年の清和会職員を対象に行ったアンケート結果より、【チーム医療・連携を円滑に進めるためのシステム構築などが不十分である】・【face-to-faceによる情報共有の重要性】という意見を踏まえ、精神科チーム医療推進委員会は、看護部クリニカルパス委員会と共同で、清和会で使用できるパス導入への取り組みを考えてきました。OLYMPUS DIGITAL CAMERA
「なぜ、精神科ではパスがうまくいかないのか?」
「有効なパスの形はどうしたらいいのか?」などと
試行錯誤を重ね、
【カンファレンス主導型個別パス】という形で進めることになりました。
「カンファレンスの時間はどのくらいならいいかな?」
「カンファレンスや記入シート作成をどのような流れで進めたらいい?」など実際に運用するために何が必要でどうしたらいいのか何枚も試作をつくり、デモをし、ディスカッションしながら、シートやマニュアル、DVDを作成しました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA全職員対象に5/15・20・27・29と4回の運用にむけての研修会も開催しています。
運用して行きながら、さらに良いものを目指していきます。OLYMPUS DIGITAL CAMERA
さあ、カンファレンス主導型個別パスの運用がはじまります!

チーム医療推進委員会

精神科チーム医療推進委員会  その後の活動

2013年1月発足後の主な取り組みを報告します。

①意識調査~法人内における研究発表会

チーム医療に関するアンケートを法人全職員に実施。その結果、職員の意識の中に「多職種を交えたカンファレンス」が必要であることが再確認できました。

②合同カンファレンス

月に2回のペースで、全職員を対象にしたカンファレンスを医局にて開催しています。医局で開催すチーム医療カンファることで、担当医だけなく全ての医師が参加でき、医局が身近な空間となりました。ケースに対し活発な意見交換がなされ、参加した職員は「自分たちだけでは及ばない考えも聞くことができ、とても刺激になる」との感想が聞かれています。ケースに対し、その後の動向を確認するために、後日の合同カンファレンスにおいて振り返りの時間を設けています。

③清和会独自のクリニカルパス作成(現在、進行中)

この内容については、次回のブログをお楽しみに!!

 

 

NST勉強会「高齢者の摂食嚥下について」

NST勉強会のお知らせ

7月28日にNST嚥下チーム主催で「高齢者の摂食嚥下について」の勉強会を企画しました。講師にリハビリテーションカレッジ島根の言語聴覚学科、栗林一樹先生をお招きし、始めに全体のスタッフを対象に講義、その後、臨床現場で実際に患者様の食事の状況を観察してもらいながらの実践指導をお願いしました。

NST写真
講義は、高齢者の摂食嚥下の問題について、VF(嚥下造影検査)の動画や事例を踏まえながらの解説で、とても分かりやすく「すぐにでも現場で活用できる!」との意見が多く上がりました。臨床現場では、食事時の姿勢の保持、体位から、食事介助のポイントなど、今まで自分たちにはなかった視点からのご指導で、症状に対処する「引き出し」を多く持つ(知識を持って、色々工夫してみる)ことの大切さを改めて感じました。

今回、実践指導では、一部の職員しか現場に立ち会えませんでしたが、お互いが得た知識を共有しながら、この機会を無駄にせず頑張っていきたいと思います。当日、現場で指導いただいた内容について、詳しくは今回の「NSTニュース」に写真入で分かりやすく掲載していますので、参考にしてください。

今回の勉強会について、ご協力ご理解をくださいました、講師の先生ほかスタッフの皆さん、ありがとうございました。

eiyo.hiro

感染対策セミナーに参加しました

感染制御セミナーICTメンバーで、京都で行われた『精神科感染制御セミナー』に参加してきました。

 

一般的に感染管理と言われていることが、精神科ではなかなかそうはいかない、という現状があります。

たとえば、患者さんが床に寝転がっている、なんてこと、余り一般病院では見かけませんよね。でも、精神科では患者さんが床に寝転がっていたり、思わぬ場所を汚染された手で触れていたりするんです。

だから、感染管理で言われている当たり前なことが、精神科では「そうは言っても、うちでは~~やれんのよ・・・」なんてことがよくあるんです。

 

そうした精神科領域での感染対策の特殊性を話し合うセミナーということで、とても期待して参加したのですが、その期待以上に、初歩から現場の実践的手法まで、いろいろな具体策を聞くことができました。

 

4月からICTメンバーとして参加していながら、現場でどう活動すればいいのか具体的に見えずにいたのですが、セミナーに参加したことで次の具体的な策が見え始めたことは、大きなおみやげになりました。

ICT 小川

 

このセミナー、昨年、第一回が別府で行われ、当院からは薬剤師の岡田さん、検査技師の山下さんがICTメンバーとして参加し「フェーズを用いたノロ、インフルエンザ対策」を当院に持ち帰ってくれた。そして今回は、私も看護スタッフ二人を連れ、保護者として参加したが、会場の熱気に触れて新ICTメンバーが今後の活動の目標を得た事がなによりの収穫だった。来年は静岡で開催予定との事。感染対策に興味のあるスタッフの方、参加希望があればどうぞ、ICTまで申し込んでください。

ICTチーム長 西川

 

褥瘡チーム ☆新人オスカー君☆

褥瘡チーム DSC00636褥瘡チームはこの4月にチーム長以外のメンバーを一新し、平均年齢がぐっと若返った。    中でも、新人「オスカー君」は優れ者?物。ある胃瘻造設の高齢者、仙骨部に大きな褥瘡が出来てしまっていたが、オスカー君のおかげで、日に日に改善傾向にあるもちろん病棟スタッフの懸命な処置の継続も貢献しているとは思うけど~~~。

「褥瘡予防エアーマット オスカー」

「褥瘡予防エアーマット オスカー」

彼は6月購入の「褥瘡予防エアーマット オスカー」試用期間中から効果良好と。病棟課長の熱意で,高額な!製品ではあったが、無事、予算委員会を通過、現在は5病棟で活躍している。

さて、当院の褥瘡委員会は今年度から、管理栄養士、作業療法士、看護師、医師の多職種で再スタートを切った。入院時褥瘡計画書作成、DESIGN-Rを使った評価、褥瘡ニュース担当確認などなど、月一回のミーティングではにぎやかに議論を交わしている。
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最近は、上記の患者さま以外には大きな褥瘡はなく、各病棟スタッフの意識の高さがうかがわれる。毎月の褥瘡ニュースでは、更に皆さんの役に立つ情報を提供していきたい。

ところで当院には「ベッカム君」もいますが、今、どこにいるでしょうか?

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チーム医療“NST活動”について

NST(栄養サポートチーム)とは、入院患者様の栄養状態を評価し、適切な栄養管理を実施するため、医師、管理栄養士、看護師、薬剤師、作業療法士、臨床検査技師などの多職種から構成された医療チームです。
当院では平成18年4月から活動開始しましたが、最近では 長期入院者の高度便秘、慢性イレウス状態、体重減少傾向。薬剤によるメタボ症候群、生活習慣からくる肥満。高齢者の嚥下障害など、各病棟によっての問題点が多岐にわたってきています。
そこで今年度からは、より詳細で早期の介入が可能となるように、NSTメンバーをそれぞれの問題別に3つのグループに分け、月一回のNST委員会では各グループに分かれての意見交換や活動内容の確認などを行っています。年度半ばにはお互いのグループの進行状況を提示しあい、年度末3月の院内研究発表会では各グループの成果発表が目標です。
また、NST活動の浸透と協力を病院内に広めていくため、院内報“NSTだより”を定期的に発行することにしました。チームメンバー以外のスタッフの方々も栄養問題に興味を持っていただき、NST活動へのご意見、アイデアをお待ちしています。

NST

                 eiyo.hiro