参照10:悪性症候群 

 

抗精神病薬の最重度の致死性副作用である。抗精神病薬の相対的過量投与により発症する。発汗、微熱の持続、流涎、錐体外路症状などの前駆症状に引き続き、高熱、意識障害、筋剛直(全身の骨格筋が硬くなる)、無動、血中CPK高値などを呈し、適切な治療を行わないと死亡に至る。

治療としてはまず抗精神病薬の中止が原則である。治療薬としてはダントリウムの点滴が最も有効。リボトリール内服、フェノバルビタール筋注なども有効である。

参照10:悪性症候群  への2件のフィードバック

  1. 百合 のコメント:

    52歳男性の統合失調症です。
    20代で発症。現在は、自宅で一人暮らしです。
    服用薬ジプレキサ10㎎、トリアゾラム0.25㎎×2、セルシン2㎎×2、ゾテピン錠25×2 リーマス錠100×3 を毎晩22時15分に10錠 きっちり飲んでいます。
    昨年4月と今年5月16日悪性症候群疑いで救急搬送され、本人も家族もショックを受けています。今後の症状(何度も起こるのか)経過予測と服用薬の変更について、先生のお考えを頂けないでしょうか。断酒もして努力している本人を何とかサポートしたいのですがどうぞよろしくお願いいたします。

    • 西川 正 のコメント:

      悪性症候群が何度も起こる場合はありますが、精神症状が安定していて、何度も起こるのであれば、やはり抗精神病薬が相対的に過量であると考えるべきと思います。主治医と良く相談され、減薬を試みられると良いと思います。

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