参照7:SST

SSTはsocial skills trainingの略で、「生活技能訓練」と訳されている。認知行動療法の一種で、1970年代アメリカのリバーマン教授らによって開発された。ストレスによって精神症状の悪化を起こしがちな統合失調症患者らに対人的な対処能力を習得させ、ストレス耐性を高めるためのトレーニングである。当院では1991年からSSTに取り組み、現在は各病棟やデイケアでも行っている。入院症例6の参加された外来SSTは毎週1回木曜日午前中に開催され、外来患者と急性期治療病棟入院者が対象である。スタッフとして医師2~3名、作業療法士(OT)1~2名、精神保健福祉士(PSW)1名が常時参加している。全国組織としてSST普及協会がありSSTの普及に努めているが、大学附属病院や総合病院の精神科を含め、未だSSTを導入していない精神科医療施設は多い。

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